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企業概要

正式名称 株式会社電通総研
設立 1978年9月(旧ISID)
本社所在地 東京都港区など
代表者 岩本 浩久
売上高 1,271億円(2023年12月期 連結)
従業員数 4,155人(2023年12月31日現在 連結)
平均年収 1123万円

事業内容

電通総研は、シンクタンク、コンサルティング、システムインテグレーションの機能を連携させ、社会や企業の変革を支援しています。 金融、製造、コミュニケーションなど幅広い分野の顧客に対し、戦略策定からITシステムの構築・運用、DX推進まで、一貫したソリューションを提供しています。

強み

1. シンクタンク / コンサルティング / システムインテグレーションの連携

電通総研の根幹をなす、知と技術を融合させた独自のビジネスモデル。

強み:

  • 「知」と「技術」の融合による課題解決: 社会や市場の動向を分析するシンクタンク機能、経営・業務課題に対する提言を行うコンサルティング力、そしてそれを実現する確かなIT実装力(システムインテグレーション)が一体となっている点が独自性であり強みです。調査・分析に基づいた机上の空論ではない、実行可能な戦略策定とその実現まで伴走できます。
  • 社会や企業の変革を実装する: 調査・提言で終わらず、テクノロジーを駆使して実際のシステムやサービスとして社会や企業に実装していくことを目指しています。これにより、顧客や社会への貢献をより実感しやすいと言えます。
  • 電通グループとの連携: 電通グループが持つ社会や生活者に関する洞察、マーケティング・コミュニケーション分野の知見と連携し、顧客企業のDXや新しい顧客体験の創出においてユニークな価値を提供できます。

就活でのアピールポイント:

  • 「シンクタンク、コンサルティング、SIの三位一体で、社会や企業の根本的な課題解決からその実装まで一貫して支援できる貴社のビジネスモデルに強い魅力を感じています。単なるシステム開発だけでなく、自身の〇〇(思考力や探求心)を活かし、社会の大きな変化に関わる仕事がしたいです。」
  • 「電通グループとの連携による、社会や生活者に対する深い洞察をシステム開発に活かせる点に興味があります。将来は、技術力だけでなく、社会や人のニーズを理解した上で、真に価値のあるソリューションを生み出せる人材になりたいです。」
  • 自身の経験(例: 調査・分析から施策実行まで一貫して行った経験、多様な役割のメンバーと連携して成果を出した経験)と絡め、「貴社の強みである各機能の連携において、自身の〇〇な経験が活かせると考えています。」

2. 金融分野

高度な専門性と信頼性が求められる金融業界向けのソリューション。

強み:

  • 金融業界における豊富な実績と専門性: 長年にわたり銀行、証券、保険などの金融機関向けにシステムやサービスを提供しており、金融ビジネスや業務に関する深い知識とシステム構築・運用ノウハウを持っています。特に、市場系システムやコーポレートファイナンス、決済関連システムなどに強みがあります。
  • 高度な技術を金融に実装: 金融工学を実装したシステムや、変化の速い金融市場に対応するシステム開発力があります。 FinTechなどの新しい技術も取り入れ、金融機関のDXを支援しています。
  • 地域金融機関への貢献: 地域金融機関向けに融資・審査、チャネル構築などを支援するソリューションを提供し、地域経済や社会の活性化にも貢献しています。

就活でのアピールポイント:

  • 「日本の金融インフラや、高度な金融ビジネスをITで支える仕事に興味があります。貴社の金融分野における長年の実績と、市場系やコーポレートファイナンスといった専門性の高い領域に強みを持つ点に魅力を感じており、自身の〇〇(ITスキルや金融に関する知識、高い専門性を追求したい意欲)を活かしたいです。」
  • 「地域金融機関向けのソリューションを通じて、地域社会の発展に貢献できる点にも共感しています。将来は、技術力だけでなく、金融ビジネスや顧客のニーズを深く理解した上で、真に役立つシステムを提供できる人材になりたいです。」

3. 製造分野

モノコトづくりの根幹をITで革新するソリューション。

強み:

  • 製造業のバリューチェーン全体への知見: 製品の企画・設計から生産技術、販売・サービスに至る製造業のバリューチェーン全体に対し、業務知識とITソリューションを提供しています。構想設計支援システムなどの独自ソリューションも有しています。
  • コンサルティングと連携したDX支援: 製造業のデジタル変革において、単なるシステム導入に留まらず、コンサルティングと連携し、ビジネスプロセス改革や新しいモノコトづくりの支援を行っています。
  • エンジニアリング領域への強み: CAD/CAEといったエンジニアリング領域や、製品ライフサイクル管理(PLM)に関するシステム・サービスに強みを持っています。

就活でのアピールポイント:

  • 「日本の基幹産業である製造業のモノコトづくりをITで支援したいと考えています。貴社が構想設計などのエンジニアリング領域から、バリューチェーン全体まで幅広く支援している点に魅力を感じており、自身の〇〇(例えば、製造業への関心、CAE利用経験、システム思考)を活かしたいです。」
  • 「コンサルティングと連携して、製造業のDXをビジネス変革の視点から支援できる点に興味があります。将来は、技術だけでなく、製造業のビジネスや現場を理解した上で、顧客の競争力強化に貢献できる人材になりたいです。」

4. ビジネスソリューション分野

企業経営とバックオフィス業務を効率化・高度化するソリューション。

強み:

  • 企業経営の基盤を支えるパッケージ/ソリューション: 連結会計システム「STRAVIS」や、統合HCM(人事・給与・就業管理)ソリューション「POSITIVE」、グループ統合会計システム「Ci*X」シリーズなど、企業の経営管理やバックオフィス業務を高度化・効率化するパッケージソリューションに強みがあります。
  • 大企業・グループ企業向けの実績: 大手企業や企業グループ全体の経営管理、人事管理を支援するシステム提供において豊富な実績があり、複雑な要件に対応するノウハウを持っています。
  • 業務知識とITの両面からの支援: 単なるシステム導入だけでなく、業務改革の視点からコンサルティングを行い、最適なソリューションを提供しています。

就活でのアピールポイント:

  • 「企業の経営をITで支える基幹システムに関心があります。貴社が「STRAVIS」や「POSITIVE」といった実績あるパッケージソリューションを持ち、多くの大企業の経営管理や人事戦略を支援している点に魅力を感じています。自身の〇〇(例えば、会計や人事に関する学習経験、効率化・改善への意識)を活かしたいです。」
  • 「単なるシステム導入だけでなく、業務そのものの改革にも関われる点に興味があります。将来は、技術と業務知識を兼ね備え、企業のバックオフィス業務の高度化を通じて経営に貢献できる人材になりたいです。」

5. コミュニケーションIT分野

電通グループとの連携を活かした、顧客との接点やマーケティングに関するソリューション。

強み:

  • 電通グループとの連携によるユニークな視点: 親会社である電通グループとの連携により、デジタルマーケティング、広告、顧客体験(CX)といった領域において、独自の視点やノウハウを活かしたITソリューションを提供できます。
  • 顧客接点強化・デジタルマーケティング支援: 企業のデジタルプロモーション、顧客データ活用(CDP等)、CRM、Webサイト構築など、顧客とのコミュニケーションを最適化・高度化するソリューションに強みがあります。
  • 新しいコミュニケーション手法への対応: ソーシャルメディア連携や、企業の新しい働き方を支えるコミュニケーション基盤など、変化するコミュニケーションの形に対応したソリューションを提供しています。

就活でのアピールポイント:

  • 「ITの力で企業と顧客のコミュニケーションを最適化することに興味があります。貴社が電通グループとの連携により、デジタルマーケティングやCX領域でユニークなソリューションを提供している点に魅力を感じており、自身の〇〇(例えば、マーケティングへの関心、データ分析スキル、コミュニケーションに関する経験)を活かしたいです。」
  • 「単なる技術提供に留まらず、電通グループの知見も取り入れながら、顧客のビジネス成果に貢献できる点に魅力を感じます。将来は、技術とマーケティング・コミュニケーションの視点を融合させ、顧客体験の向上に貢献できる人材になりたいです。」

6. IT基盤サービス分野

高信頼性・高セキュリティなITインフラと、クラウド活用を支援するサービス。

強み:

  • 高信頼性が求められるインフラ構築・運用: 金融システムなど、ミッションクリティカルなシステムを支えてきた経験から、極めて高い安定性、信頼性、セキュリティレベルが求められるITインフラ(データセンター、ネットワーク、サーバーなど)の設計・構築・運用に強い技術力とノウハウを持っています。
  • セキュリティ領域への注力: 経済安全保障やサイバー防御といった観点も踏まえ、セキュリティに関するコンサルティングから、対策ソリューション提供、従業員へのセキュリティ意識向上支援まで、包括的なセキュリティサービスに注力しています。
  • クラウド活用の推進: AWS, Azure, GCPなどのパブリッククラウド活用支援に加え、セキュアなクラウド環境の構築・運用に強みがあり、顧客のデジタルトランスフォーメーションをITインフラ面から支えています。

就活でのアピールポイント:

  • 「ITシステムの安定稼働を支える基盤領域に魅力を感じています。貴社が金融分野などで培った、高信頼性・高セキュリティが求められるインフラ構築・運用技術に強い関心を抱いており、自身の〇〇(例えば、インフラ技術への興味、安定性を追求した経験、セキュリティへの関心)を活かしたいです。」
  • 「クラウドが普及する中でも、セキュリティや安定稼働の重要性は増していると考えており、貴社がセキュリティ領域にも注力し、セキュアなクラウド活用を推進している点に共感しています。将来は、変化する技術に対応しながら、社会や企業の活動を『足元』から支えるエンジニアになりたいです。」

弱み (課題)

電通総研も、その独自のビジネスモデルと大規模な組織ゆえに、今後の成長や変化の速い市場環境に対応するための「課題」を抱えています。「弱み」という言葉よりも、企業が現在認識し、組織として、あるいは個人として乗り越えようとしている点として理解することが、より多角的に電通総研を捉える上で重要です。

主な課題としては、以下の点が挙げられます。

  • シンクタンク・コンサルティング・SI機能間の連携強化とシナジー最大化
    • 課題: 3つの異なる専門機能を持つことは大きな強みですが、それぞれの組織文化やビジネスプロセスの違いから、機能間での連携を常に円滑に行い、最大限のシナジーをあらゆるプロジェクトで生み出し続けることは、組織的な課題となり得ます。部門間の壁をいかに低くし、文字通りの「三位一体」として顧客価値を提供できるかが重要です。
    • 就活での視点: 組織横断プロジェクトの事例や、部門間の交流・協業を促進するための制度、キャリアパスの柔軟性などについて質問することで、企業がこの課題にどう向き合っているかを知ることができます。自身の多様なバックグラウンドを持つ人との協働経験や、チームで大きな成果を目指した経験などと関連付けて話すことも有効です。
  • 電通グループとの関係性におけるバランス
    • 課題: 親会社である電通グループとの連携は、特にコミュニケーションIT分野などで明確な強みとなりますが、グループ戦略の影響をどの程度受けるか、グループ外の幅広い顧客に対しどのように独自のブランドやサービスを確立・浸透させていくかなど、親会社との適切な距離感を保ちながら事業を拡大していく点は課題となり得ます。
    • 就活での視点: 電通総研の売上におけるグループ外比率や、電通グループとの具体的な連携事例、あるいは独自製品・サービスの開発・展開戦略について質問することで、企業がこの課題にどう向き合っているかを知ることができます。自身の独立性や、新しい市場を開拓したい、あるいは特定の専門領域を深めたいといった意欲と関連付けて話すことも可能です。
  • 各事業領域における多様な競合との差別化
    • 課題: コンサルティング分野では外資系や国内独立系コンサル、ITソリューション分野では大手SIerや専門ソリューションベンダー、そしてデジタル領域ではデジタルエージェンシーなど、各事業領域で異なる強みを持つ競合が多数存在します。それぞれの競争環境において、電通総研ならではの「三位一体」の価値をいかに顧客に明確に伝え、競争優位性を確立・維持していくかが継続的な課題です。
    • 就活での視点: 電通総研のIR情報や採用サイトで強調されている独自の強み(例: 三位一体、特定の分野での実績)や、競合他社と比較した際の電通総研の立ち位置について、ご自身の言葉で説明できるように分析を深め、志望理由に盛り込むと良いでしょう。
  • 先端技術のビジネス実装と新しいサービスモデルへの変革
    • 課題: AI、生成AI、IoT、高度なクラウド活用など、テクノロジーは絶えず進化しており、顧客のビジネスモデルも変化しています。これらの先端技術をシンクタンク・コンサルティングの知見と組み合わせ、いかに迅速かつ効果的に新しいソリューションやサービスモデル(例: SaaS型サービス、データ活用プラットフォーム)として市場に提供できるかが問われます。
    • 就活での視点: 電通総研がどのような技術に投資しているか、新しいサービスやプロダクト開発の事例、社内の技術者育成・研究開発体制について質問することで、企業がこの課題にどう向き合っているかを知ることができます。自身の技術への探求心や、新しいものを生み出し、それをビジネスに繋げたいという意欲と関連付けることが可能です。

これらの課題は、NRIと同様に、電通総研が今後の成長に向けてどのように変革・進化していくのかを考える上での重要なポイントです。これらの課題を理解した上で、あなたがどのように貢献できるのかを具体的に語ることが、電通総研への入社意欲と企業理解の深さを示すことに繋がるでしょう。

まとめ:電通総研内定への道

これまで、電通総研が持つ「シンクタンク、コンサルティング、システムインテグレーション」というユニークな三位一体の機能連携、幅広い事業分野ごとの具体的な強み、そして今後の成長に向けた課題について詳しく掘り下げてきました。

電通総研は、単なるITシステムの提供に留まらず、社会や企業の課題の本質を見抜き、「知」と「技術」を融合させて解決策を提言し、そしてそれを実際の形に「実装」できることが最大の強みです。この独自の価値提供モデルを深く理解し、共感を示すことが、電通総研の選考において非常に重要になります。

企業理解を志望理由・自己PRに繋げるために

  • 「なぜ電通総研なのか」を明確に: NTTデータやNRIといった他のSIer、あるいは独立系コンサルティングファームと比較した際に、「なぜ電通総研の三位一体モデルや特定の分野の強みに惹かれるのか」を、自身の経験や価値観と結びつけて具体的に語れるようにしましょう。
  • 強みと課題への貢献意欲: 分析した各分野の強みに対し、自身のスキルや経験がどう活かせるかを具体的にアピールすると同時に、電通総研が向き合っている課題(例: 機能間連携の強化、新しい技術のビジネス実装)に対して、あなたがどのように貢献したいのか、どのような成長を目指したいのかを示すことで、入社後の活躍イメージを具体的に伝えることができます。
  • 「実装力」への共感: 提言や分析だけでなく、それを実際のシステムやサービスとして社会に実装する「実装力」に魅力を感じたのであれば、自身の過去の経験で「計画を実行に移し、形にした経験」などを具体的に語ると効果的です。

内定への最終チェックリスト

電通総研への内定を獲得するためには、企業理解を深め、それをアウトプットする練習が不可欠です。以下の点を最終確認しましょう。

  • 電通総研の新卒採用サイトやIR情報、プレスリリースなどを再度確認し、最新の事業動向や戦略を把握していますか?
  • 会社説明会やイベント、OB/OG訪問(可能であれば)を通じて、社員の方々の雰囲気や企業文化について、自身の言葉で語れるレベルで理解できていますか?
  • 「なぜ電通総研なのか」「電通総研で何を成し遂げたいのか」「あなたの強み・経験を電通総研でどう活かすのか」といった核となる質問への回答を、具体的なエピソードを交えて淀みなく話せるように練習していますか?
  • 電通総研の事業分野の中で、特に自分が関心のある分野について、その魅力や将来性、そこで自分がどう貢献できるかを具体的に説明できますか?

電通総研は競争率の高い企業ですが、今回分析したような企業の独自の強みと、そこに対するあなたの強い志望意欲、そして貢献できるポテンシャルを誠実に伝えることで、必ず内定への道は開けます。

皆さんの電通総研への挑戦が、最高の形で実を結ぶことを心から願っています。頑張ってください!